2020-02-05 第201回国会 衆議院 予算委員会 第7号
これまで文科省としては、紙の教科書の使用が困難な児童生徒のため、音声教材の製作、普及促進に係る調査研究や、学習用デジタル教科書の効果、影響に関する調査研究、高等学校段階の入院生徒に対する遠隔教育の有効な活用方法等に関する調査研究等に取り組んできているところです。
これまで文科省としては、紙の教科書の使用が困難な児童生徒のため、音声教材の製作、普及促進に係る調査研究や、学習用デジタル教科書の効果、影響に関する調査研究、高等学校段階の入院生徒に対する遠隔教育の有効な活用方法等に関する調査研究等に取り組んできているところです。
伺いたいのは、今、長期入院した児童生徒は六千人いるというふうに言われておりますが、小中学校は確かにいろいろな支援が、これまで文科省も行ってきましたが、高校生の入院生徒に対する教育機会の提供、教育保障というのはどのような支援を行っているか、伺いたいと思います。
また、第三期がん対策推進基本計画におきまして、小児、いわゆるAYA世代のうち、特に高校段階において取組がおくれているということが課題として指摘されたことも参考にいたしまして、今年度より、高等学校段階における入院生徒に対する教育保障体制整備事業を実施してきているところでございます。
さらに、今お尋ねの高等学校段階におけるがん等の疾病による入院生徒を対象に、入院前、入院中、退院、自宅療養時の各段階ごとに対応した支援を行えるよう、教育委員会が中心となりまして、例えば学校と病院の円滑な連携を図るためのコーディネーターの配置ですとか、さっきも紹介したICT機器を活用した指導方法等の研究、また、退院、自宅療養中の生徒の在籍校への復学を視野に入れた支援方策の研究などを内容とする調査研究事業